鎮魂と記憶未来への希望~東日本大震災慰霊碑除幕式~
東日本大震災慰霊碑が相野釜地区の千年希望の丘公園内に建てられ、除幕式が5月10日、同公園内で行われました。
式には、ご遺族をはじめ慰霊碑建立検討委員会の皆さん、市関係者らが出席しました。井口市長が式辞で「犠牲となった方々のためにも、震災の記憶をいつまでも心に刻んでほしい。この慰霊碑を岩沼が千年先まで発展できるような後世への希望の遺産としたい」と述べた後、被災6地区の代表者ら12人が除幕、献花し犠牲となられた方々の冥福を祈りました。
慰霊碑は、中央にある塔が高さ6メートルで、海面からの高さが津波と同じ8メートルです。人と人とが支えあう形をイメージし、中心に「鎮魂」、「記憶」、「希望」を意味する鐘が配置されています。また、塔の左側には犠牲となられた方々の氏名を刻んだ刻銘碑が、右側には震災の記憶を後世へと伝承するための記念碑が配置されています。
(いわぬま広報より)